JUNMIN+
いよいよ今週の木曜日にプレビューがせまってきましたグループショウ
「junmin+」今回のコンセプトとメンバーの紹介です。
この度、Showcase MEGUMI OGITA GALLERYにおいて、大谷一生、大森準平、Junko Suzukiによる3人展「Junmin+」を開催致します。展覧会タイトル「Junmin+」は、YouTube総再生回数2億回を超えるアメリカ出身のエイミーとニックによるポップユニット「Karmin」に由来します。彼らの放つエネルギーに共感した3人のアーティストが、絵画(大谷一生)、陶器(大森準平)、写真(Junko Suzuki)という表現方法の違いを越え、“遊び心あふれるコンピレーションアルバム”をつくりあげる事をテーマに展示を行います。
メグミオギタギャラリーでは2012年10月以来の展覧会となる大谷一生(1977-)は、数々のミュージシャンへのCDジャケットの提供、またPAUL & JOE SISTERなどの企業とのコラボレーションなど、精力的な活動が注目されています。
本展では大谷が大きな影響を受けたバスキアの作品を繰り返し模写し、喜びや悲しみ、苦しみなどの感情を感じ取り、構図、筆圧、色などの要素を抽出することにより絵画を制作しています。
模写(サンプル)を併せて展示することで、バスキア作品との関係性また差異が画面上に現れ、まるでHIP HOP(サンプリングミュージック)のようなイメージを確立させています。
京都精華大学芸術学部造形学科陶芸専攻を卒業後、現在は「縄文」をテーマに制作をしている大森準平(1979-)は、近年ではDenmark Keramik Museumにコレクションされ同年ASIA WEEK NY2012では代表としてNYの新聞の一面を飾るなど、現在注目の陶芸家の一人です。土という素材の性質を存分に生かした形態ながらも、顔が描かれ赤や黄色の原色に彩られた作品は、縄文土器のイメージを積極的に捉え直し新たな視点を示しています。本展では大胆な色彩が賑やかな家族を思わせる、擬人化された小型の縄文土器を中心に展示致します。
東京芸術大学大学院デザイン専攻を修了後、「sweet」officialブロガー、またファッション/音楽/アートのアートディレクターとして活躍し、女性のカワイイと奇麗をテーマに活動するJunko Suzuki(1984-)は、初めてギャラリーという空間に写真で挑戦します。学生時代から制作しているポートレート作品は、様々なポーズで記録された自身の姿が同じ空間の中に複数存在しています。一人一人が個別の物語を有し、様々な思いが交多次元的な表現が特徴です。
本展でどのような世界を魅せてくれるのか大きな期待が寄せられています。
背景の違う3人のアーティストの作品が画廊の空間を埋め尽くした時、エネルギーがせめぎ合い、決して一人ではなしえない展覧会「Junmin+」となります。
80年代、ジャン=ミッシェル•バスキアとアンディー•ウォーホルが出会った時のような、衝撃的で華やかで思わず楽しくなる科学反応「Junmin+」を、どうぞお楽しみください。
以上
メグミオギタギャラリースタッフの方々がより分かりやすく言葉にしてくれました。
Preview party2013.6.27木曜日17.30〜19.30
お時間のある方
是非お会いいたしましょう。
皆様良い一週間を!